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意図的な人生を送るためのレバレッジ・メモ(投資・資産運用・健康管理・脳内活性・人間関係・・ets) 

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『私に支点を与えよ。されば地球を動かしてみせよう』アルキメデス

生命保険外交員の企み№1

 昭和62年に加入した満期30年の死亡・高度障害保険金10,000,000円の『新種特別養老保険』だが、毎月17,900円を248ヶ月分支払い現在に至っている。今までの支払い総額は先月で4,439,200円となったが、その間、子供の学費やビジネスのための資金で何かと入用な時があり、その都度借入れすることで先月までに借入れ利息(年利5.75%)60,534円を含め4,063,210円となっていた。
 
 この当方の現実に対して生命保険の担当外交員が、先日、契約内容の変更試算書を持参して来た。
 生命保険外交員の企み№1_d0041424_7234869.jpg
現在の借入金を放置すれば年利5.75%で複利計算で借入金が増え、清算時に不利益ですよとのこと。それよりも現在時点で借入金を清算すれば、差し引きの支払額で25,590円が当方に還ってくるし、毎月の保険料も17,900円から14,320円の減額となり、家庭の負担も軽くなり月々わずか3,580円で死亡・高度障害保険金2,000,000円の『新種特別養老保険』に加入できますよとのこと。

 きっと私どものためになるからと再三再四ご足労いただけるが、本当に当方にとって有利な内容なのか、嫁さんと3日間に渡り慎重に検討してみた。

 株式や投資信託は購入先でまちまちではあるものの購入手数料は明確であり、昨今のネット証券では大変安価で購入できます。でも家を購入する次に高価な生命保険であるのにもかかわらず、その購入手数料がいくらなのかはまったく秘密のベールに包まれている。そうして何よりも試算書等の数字が大変複雑で、凡人にはなかなか理解できなくて騙されやすい現実があるのです。

山崎元氏の著作に 『お金をふやす本当の常識』シンプルで正しい30のルール というものがあるが、その中のルール19の項目で、要約すると次のような記述があります。
生命保険はできるだけ節約しよう!
できるだけ生命保険に加入しないこと。
本当に必要な保険だけ泣く泣く加入する。
「売り手の取っている手数料が分からない商品は、買わないほうがいい」という原則
投資信託が信託報酬やファンド内の手数料まで開示しているのに対して、生命保険のように損得判断の難しい複雑な商品が売り手の粗利を開示せず売られていること自体が、消費者保護の観点から不適当である。
多くの場合、契約の初期2年間くらいは営業活動見合いの費用(手数料)を集中的に取るので、数年おきに契約内容を変えると大損になります。

セイホ“新”戦国時代~あなたの保険は大丈夫?

 さて、どちらが得なのか、その結果は次回アップすることにします。
by kcyousuke | 2007-12-06 18:49 | 投資・資産運用

by kcyousuke